ドラムな音楽な人生~

デイヴウェックル-Dave Wecklを考察してみる

2015/10/08

 

weckl

 

デイヴウェックル(Dave Weckl)は、1960年生まれの

アメリカ人ジャズドラマーであり、私の最も尊敬するドラマーです。

ジャズドラマーといっても、こてこての「どジャズ」ではなく、

いわゆるフュージョン系のドラマーです。

 

デイブウェックルは、サイモン&ガーファンクルのバックや、

ジャズピアニストのミッシェルカミロや、チックコリアと共演をしたことで、

一気にトップドラマーの仲間入りになりました。

またラテン(主にソンゴ系)のリズムをドラムでふんだんに使って、

カッコ良さをアピールした人でもあます。

 

当時は機械のようなドラムといわれるほど、正確無比なドラミングで、

実際にチックコリアエレクトリックバンドでは、シーケンサーや

エレクトロニックドラムも組み合わせたドラムスタイルでした。

 

あまりの正確さに人間的じゃない、テクニックに走り過ぎているなど、

賛否両論の多かったドラマーでもあります。

 

しかしデイヴウェックルは、2000年頃を境に自身を改革します。

正確さはそのままに、さらに進化したスーパーテクニックと、

今までの機械的なドラミングから、自由で感覚的なドラミングに変化し、

音色を明るく豊かに響かせるようなスタイルに変わりました。

「新旧デイヴウェックル」として、比較してみると、

明らかな変化が分かるので、ファンとしてはたまらないワケです(笑)

 

デイヴウェックルと同じ世代には、ヴィニーカリウタ、スティーブスミス、

デニスチェンバース、オラシオネグロエルナンデスといった

超S級のドラマーさんがたくさんいます。

その中でも、ヴィニーカリウタとはよく比較されていました。

 

決定的だったのはバディリッチメモリアルのイベントでのドラムバトルです。

この時デイヴウェックルは、ヴィニーカリウタに完膚なきまでにやられました。

 

ヴィニーカリウタは、正確さとハンパないテクニックが自慢の、

デイヴウェックルをさらに超えるドラミングです。

デイヴウェックルも十分にテクニックがあるドラマーなのですが、

小奇麗すぎるというか優等生というかイメージではそんな感じです。

 

一方のヴィニーカリウタは、正確さにプラス野獣のような一面があります。

またその野獣のようなドラミングに多くの人が引き込まれていき、

デイヴウェックルよりも人気が高まっていきました。

ちなみにヴィニーカリウタは、このバディリッチメモリアルの後、

チックコリアやマイクスターンなどとも仕事をするようになりました。

デイヴウェックルはこの後、自身を変革する時期に入りました。

 

今でも何かと比較される2人ですが、

どっちが良くてどっちがダメというのはありません。

聴く側や見る側の好みの問題です。

私にしてみれば、どちらもゴールド聖闘士なんです(笑)

でもやっぱり、デイヴウェックルの方が好きかな~。

特に新デイヴウェックルが好き。

 

デイヴウェックルは、私がジャズやフュージョンに興味を持つ事ができた

きっかけの人でもあるので思い入れも強いわけです。

というわけで、彼の新旧映像です。

 

・(旧)デイヴウェックル

 

・(新)デイヴウェックル

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