一昔前のバンドメンバー募集といえば、スタジオや楽器屋、ライブハウス等の壁に、
メンバー募集の紙を貼らせてもらって募集するのが一般的でしたが、
今ではインターネットを使ったネット掲示板や、メン募専用のサイトなどが主流となっており、
壁にメン募の紙を貼っているのは少なくなりました。
メンバー募集の流れ
ただ基本的な募集の仕組みは同じで、募集かける→連絡もらう→会って話す
→セッション→加入?みたいなスタイルです。
「会って話す」のと「セッション」は、一度にやる事もありますね。
会って色々話す野も大事ですが、いきなり音出した方が相手の事もよく分かるし、
自分の事も伝えられますよね。特に話下手には一番いい方法です。
ちなみに経験上、会って話だけをしてバンドに加入する人は、
そのご連絡が途絶えるか、すぐに辞めちゃう人が多いです。
なので初めまして同士で音を出す方が、わりと長持ちします。
音楽性の違いで辞める理由
バンド解散やメンバーの脱退理由のNo1に輝くのが、「音楽性の違い」です。
しかし、そもそもこの「音楽性の違い」という理由は、理由であって理由ではありません。
だって元々別々の価値観を持った人間同士なのですから、
当然、音楽性も違って当たり前なのです。
例え同じバンドが好きであっても、そのバンドの曲が全て好きな人もいれば、
そうでもない人もいるわけです。
音楽性の違う者同士が、自分の持っていない部分等に惹かれたりして、
一緒に音楽をやっているのです。だから色んなものが生まれるんです。
それを「音楽性の違い」というのを理由にするのは変なのです。
音楽性の違いは便利な言葉
「音楽性の違い」という言葉は実に便利な言葉です。
正直に「バンドが嫌になった」「面倒くさくなった」「他から声が掛かった」
「面白くなくなった」「人間関係が上手くいかなくなった」などと言ってしまうと、
非常に角が立ってしまい、のちに色々とやりずらくなります。
だからみんな「音楽性の違い」という言葉に頼るわけです。
バンドの大概もめる理由は、金銭と人間関係です。
音楽性の違いではありません。
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