江別市及び札幌近郊のドラム教室 「kamkam Drums&Cajon School」
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ドラマーによくあるケガにはどんなものがある?

ドラム付録

 

ドラムをやっていると、わりとケガをする事があります。

ドラマーのよくあるケガとして腱鞘炎腰痛、ケガとは言えないけれど、

背中のハリ肩こりといったものも挙げられます。

 

いずれもドラムを叩いていて引き起こす諸症状ですが、腱鞘炎や腰痛、

背中のハリや肩こりといった症状は、ドラムに限らず日常生活の中でも、

割と引き起こしやすい症状でもあります。

ただドラマーの場合、症状が出る各箇所は、日常生活以上に負担をかけている為、

通常よりもケガを引き起こしやすくなっています。

 

腱鞘炎も腰痛も主な原因は、本人の持ってる筋力に対して、

大きな負担(使いすぎ)が長い時間、加わる事によって炎症が起こるわけです。

つまり筋力を強化して柔軟にすることで、症状の緩和や予防をする事ができます。

背中のハリや肩こりにも、同じ事が言えます。

 

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ドラマーの腱鞘炎の改善と予防

腱鞘炎は、主に親指の付け根部分から手首にかけての腱や腱鞘に、

負荷がかかり炎症が起こります。

腱鞘炎は利き手の方がよく使うので、利き手がなりやすいイメージですが、

ドラムの場合、筋力の弱い利き手ではない方が腱鞘炎になりやすいような気がします。

実際、僕も筋力が弱い利き手ではない方が、

余計な力が加わる事が多くて腱鞘炎になりやすいです。

 

もし腱鞘炎になったら・・・

腱鞘炎になった場合は、悪化させないためにも安静にするのが一番です。

その際は痛みのある個所に、湿布を貼ると効果的です♪

おおよそ3日くらいで痛みも治まり症状が「落ち着いたな」と思っても、

すぐにドラムを始めると、あっという間に再発します。

痛みが治まっただけで、小さな炎症自体はしばらく続いているんです。

 

ですから腱鞘炎になったら、痛みが治まっても1週間は安静にして、

その後は無理しないで、少しずつリハビリをしていくことが大事です。

腱鞘炎は慢性化すると非常に厄介ですよ・・・(-_-;)

 

指の筋力強化するおススメな方法

ドラムをやっていて、腱鞘炎を予防していく為には「親指、人差し指」の

筋力強化と柔軟性を高めていく事です。

 

親指と人差し指の簡単な強化法としては、箸の練習をすることです。

箸を使うのって、ちょっとしたコツもあるのですが、指の筋力も必要なのです。

利き手では無い方で箸を使うと分かりますが、ほとんど使えませんよね。

指先の筋力が無いと、コントロールも上手くできないんです。

親指と人差し指の筋力強化には、箸の練習をする事が一番効果的です。

 

もし僕と同じで利き手じゃない方が腱鞘炎になっているなら、

腱鞘炎が治った後に利き手ではない方で毎日、箸を使いましょう。

またパスタを食べる時は、フォークをクルクルとやりますが、

これも利き手じゃない方で行うと、上手くいかないので効果的です。

さらに頑張れる人は、字を書くのも利き手では無い方で行いましょう♪

 

これらを毎日意識してやっていると、必要な筋力とコントロール力が身に付いていき、

腱鞘炎の予防になります。また「両利きにもなる」ので一石二鳥です♪

 

利き手であっても腱鞘炎にはなる

利き手でも度を過ぎて使いすぎれば、腱鞘炎になります。

そういう場合は、必要以上に指に力を入れ過ぎない叩き方を研究したり、

スティックのサイズ(太さや重さ)を変えるなどの事でも対策になります。

 

腱鞘炎を予防するスティックの持ち方

ちなみに僕は、スティックを握る時、一般的なマッチドグリップではなく、

親指と中指で持ち、人差し指を含む他の指は添えるだけという持ち方にしています。

かなり負担が軽減されたばかりか、出音も柔らかく広がりのある音になりました。

 

この持ち方は「デイヴウェックル」の教則DVDで説明されていた持ち方なのですが、

いわゆる「フリーグリップ」であり、モーラー奏法を行う上で必要なグリップです。

この持ち方に変えたところ、指に無駄な力が入らなくなり、

筋力かなり負担が軽減されたばかりか、出音も柔らかく広がりのある音になりました。

 

ドラマーの腰痛の改善と予防

ドラマーの腰痛の場合は、楽器運搬などで痛める場合もありますが、

主な原因は、長時間座って演奏する事による負担です。

 

この腰痛を回避するには、腰周りの筋力強化をするのはもちろんですが、

「スローン(イス)の高さ」も腰痛予防には重要な部分です。

一般的にドラムのイスが高い方が、腰痛には良いと言われています。

またイスの座る位置も、深く座るか手前の方で浅く座るかによっても、

腰への負担は変わると言われています。

 

腰痛は初めの内こそ、筋肉疲労ぐらいですみますが、

悪化すると「ぎっくり腰」や「椎間板ヘルニア」など、

治りずらい&再発しやすい病気に発展しやすいので、

日ごろから腰周りを強化しておく方が良いです。

巷では体幹を鍛えると、腰にもドラム演奏にも良いなんて言われています。

 

ドラマーの背中のハリや肩こりの改善と予防

背中のハリや肩こりも、ドラマーには結構多い症状です。

ちなみに僕も「背中のこむら返り的な事」が頻繁に起こります・・・(-_-;)

原因は同じ姿勢による筋肉の硬直です。酷くなると頭痛や背中の痛みで、

ドラムが叩けなくなるばかりか、日常生活にも影響を与えます。

 

対策は何といってもストレッチです。

ドラムをやる前と終わった後には必ず行いましょう。

またドラムに関係なく毎日やっておくと、さらに効果的です。

 

ケガが多いなと思うドラマーはというと?

ちなみに「ドラマーのケガをイメージすると?」というと、多くの一般の方達は、

「XJAPANのYOSHIKI」を、思い浮かべるのではないでしょうか(笑)

確かにYOSHIKIは「ケガが多い」ドラマーですが、一般的なドラマーであれば、

まずYOSHIKIのようなケガはしません。

 

YOSHIKIのケガは「頸椎椎間板ヘルニア」で、さらにそれが悪化し、

頸椎椎間孔狭窄症(骨が変形して神経を圧迫する)」なのですが、

このような症状となるのは、YOSHIKIのドラムの叩き方にあります。

多くのドラマーはYOSHIKIのように、首を振ってドラムを叩く事は無いため、

普通にドラムを叩いていて、頸椎を傷める事はほぼないでしょう。

 

という事で、本日はドラマーがケガをしやすいと思われる

主な症状について、長々とまとめてみました(^^;)

 

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