ツーバスを誕生させたのはジャズドラマー

ドラム付録

ツーバスというと「=ロック」というイメージが定番であり、

ツーバスを誕生させた人も当然、ロックドラマーという認識だと思います。

でも実はツーバスを世界で初めてこの世に誕生させたのは、ジャズドラマーなのです。

 

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ツーバスを誕生させたルイ・ベルソン(Louie Bellson)

 

ルイ・ベルソン(Louie Bellson)は、1924年生まれのアメリカ出身のジャズドラマー。

1942年から2008年までの66年間、ジャズドラマーとして活躍してきました。

バディリッチと双璧を成す、正確無比で高速なテクニックを持つ超人ドラマーの一人です。

 

ルイ・ベルソンは3歳の頃よりドラムを始め、15歳の時にツーバスセットを考案したそうです。

以降ツーバススタイルのセットは、ルイ・ベルソンの特徴の一つとなります。

19歳の時にベニーグッドマン楽団に参加し、その後、デューク・エリントン楽団、

カウント・ベイシー楽団、アレンジャー、ビッグバンのドリーダー、TVショーの出演、

ドラムのレッスンなど晩年まで長きにわたり活躍しました。

ルイ・ベルソンのプレイスタイル

ルイ・ベルソンは、バディリッチ同様に非常に手数の多いドラマーで、

高速のテンポでも難なくそのテクニックを披露しています。

また遊び心もあり、片手に2本ずつスティックを持って叩いたりなど、

エンターテイメント性も高く、聴衆を飽きさせないドラミングも特徴です。

 

ツーバスは、やっているジャンルがジャズなので、

曲中にツーバスが入っているという事はほとんどありませんが、

ソロの時にツーバスを踏んでそのテクニックを披露しています。

ツーバスをロックに取り入れた人物

ルイ・ベルソンのツーバスのアイディアを、ロックに持ち込んだ最初の人物は

ジャズ出身で元クリームのドラマー、「ジンジャー・ベイカー」です。

クリームはイギリスのロックバンドで、エリック・クラプトンも在籍していた

1960年代のハードロックの源流と言われるバンドです。

 

またジンジャー・ベイカーとほぼ同時期に活動していた、「カーマイン・アピス」も

ロックにツーバスを取り入れた一人です。

 

カーマイン・アピスはアメリカ合衆国出身のロックドラマーで、

ハードロックドラミングのパイオニア的存在の一人です。

ジョン・ボーナムやコージー・パウエルなど後進のドラマーに大きな影響を与えた人で、

ジェフ・ベックやロッド・スチュワート、マイケル・シェンカーなどと共演しています。

ツーバス人口の減少

ジャズドラマーから生まれたツーバスは、ロックというジャンルの

急激な進化と共に増えていき、様々なセッティングスタイルも生まれました。

 

ツーバスを使用する一番の目的は、「ワンバスでは不可能な連打を可能にするため」で、

主にハードロックやヘヴィメタルで使用され、特に速いテンポが特徴のスラッシュメタルや

デスメタルなどでは殆どがツーバスです。しかし見た目のインパクトもあることから、

ツーバスの使用がなくても、ツーバスセッティングにしているドラマーもいました。

 

しかし近年では「ツーバスは場所をとる」「細かいセッティングがしずらい」などの理由で、

ツーバスセッティングから、ワンバスのツインペダルに転向するドラマーが増えてきています。

 

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