このブログでは結構、ルーディメンツについて語っているのですが、
やはり今回も敢えて言わせて頂きますが、ドラムを自由自在に操りたいなら、
ルーディメンツをある程度マスターしておく事はとても大事です。
ルーディメンツは元々マーチングやドラムコーの基礎であり奏法です。
ドラムは手だけではなく足も使うので、もちろんルーディメンツだけをやっていれば
良いというわけでもないのですが、それでもルーディメンツはかなり重要です。
日本では海外ほどに、ルーディメンツには力をいれていない気がします。
実際、ルーディメンツを知らないドラマーもたくさんいます。
吹奏楽の現場でもルーディメンツを、しっかりとやっている所はあまり見かけません。
アメリカにはルーディメンタルドラミングの普及のために、立ち上げられた組織
「NARD(アメリカ・ルーディメンタルドラマー協会)」というのがあり、
いわゆるルーディメンツの総本山です。
NARDは26のルーディメンツ奥義がありますが、別の派閥である
「打楽器芸術協会(PAS)」が、この26を再編成して、新たに14個を追加し
現在は40からなるルーディメンツ奥義が、国際ドラムルーディメンツとしてあるようです。
取りあえず26の奥義を極めておけば、残りの14は困ることなく叩けるでしょう。
この奥義のすべてが書かれているのが、こちらです。
これのどっちか一冊でも完璧にこなしておけば、
間違いなく最強の座を手に入れる事ができるでしょう。
しかし左側のは最近見かけません。右の緑の方は見かけます。
どちらも非常に難しいのですが、2冊で比べると左の白い方が若干簡単です。
この2冊は初心者でも解りやすいなどといった、丁寧な書き方は一切していません。
ひたすら楽譜のみなので、ルーディメンツ自体が分からない人は、
各パターンの手順が載っている参考書くらいはあった方が良いと思います。
あとは最寄りのドラムの先生に教えてもらうのも手です。
やり方としては初めは、ちょー遅くから始めてください。
そしてそれを何度も何度も繰り返し・・・・。
止まってしまう場所は、さらに念入りに出来るまでやります。
出来ても速度を上げるとまたできなくなるので、またそこから地道にやっていきます。
ちなみに私は、まだ一度も完全なる制覇をしたことはありません。
途中で別の世界へといってしまいます・・・。
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