ハーフタイムシャッフルは、かのジェフポーカロが、TOTOの楽曲「ロザーナ」で、
一躍有名にしたリズムパターンであり、ドラマーなら誰もが練習し、
そして誰もが叩けるといわれている王道のリズムパターンです。
ハーフタイムシャッフルのリズム自体は、それほど難しいものではありません。
普通に意識せずにやれば誰でもできます。
でもロザーナにおける、ハーフタイムシャッフルの重要な部分はノリと音の強弱です。
ハットの「チッチチッチ」という部分を、ハッキリと聞こえるように
田舎クサく叩くのではなく、「チッ(チ)チッ(チ)」と頭だけが聞こえるような感じで
叩くようにするのと、スネアのゴーストをいかにキレイに入れて行くかが、
上手い下手の分かれ道となります。
このノリと音の強弱が、リズムのグルーヴを大きく左右するんです。
そしてこれらを意識して叩くと、一気に難易度が上がります。
ちなみにコツなんていうものはありません。
ただ地道にゆっくりなテンポから一つ一つ丁寧にやるのみです。
しいて言うならスティックコントロールが、どれだけできるかという事なので、
取りあえずルーディメンツをしっかりやりましょう。
ちなみに初代ドラマージェフポーカロと、2代目ドラマーサイモンフィリップスでは、
ノリもグルーヴも全くもって違い、好みも分かれます。
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