江別市及び札幌近郊のドラム教室 「kamkam Drums&Cajon School」
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ドラムを叩いている時って何考えている?

ドラム練習帳

 

とある日のドラムのレッスン中、生徒さんに、

「ライブでドラムを叩いている時って何を考えているんですか?」という質問を受けて、

思わず自分でも「あれ?何を考えているんだっけ?」と考えてしまい、

取りあえず「曲の事とか色々だよ!」と答えてしまいました・・・(-_-;)

 

という事で本日は、そんな適当具合で答えてしまった反省も踏まえて、

「ドラムを叩いている時って何を考えているのか?」という事について

”僕の場合は”という事で、あれやこれやと書いてみます。

 

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考えているようで考えていないような・・・

普通で考えていくとライブ中なんだから、

「曲の事とかリズムとかフィルインの事とかを考えながら演奏をしている」

と思うかもしれません。でも僕の場合は・・・。

 

曲の始まりの時

まず曲が始まる前は、僕は必ずクリックでテンポを確認し、

そしてカウント出しをして、曲をスタートさせていくのですが、

この最初のテンポ確認とカウント出しの時には意識をかなり集中させています。

全体の意識集中レベルを10とすると、この時は10MAXです。

※ちなみに2曲続く場合などの時は、2曲分のクリックを聴いておきます。

 

曲が進行している間は?

曲が進行している間というのは、何を考えているのかというと、

テンポに関しては、初めに聴いたクリックのテンポが、

頭の中で常に鳴っているため、それにだけ特化して集中はしていません。

この時のテンポに関しての意識集中レベルは、おおよそ2くらいだと思います。

ただテンポがずれると突然意識が働いて「あっ!ヤベッ(-_-;)」となります(笑)

 

では何に意識を集中させているのかというと、

”周囲の様子に意識を集中させている”ということです。

これはかなり意識しており、全体の5~6くらいです。

周囲の様子は、主にメンバーの出す音や表情などですが、

見ている観客の様子も見たりしています。

 

曲の終盤時には?

曲の終盤時も進行している時と差ほど状態は変わりません。

終わりが近いからといって、気持ちが昂る事も無く淡々とドラムを叩いています。

この時の意識集中レベルは、周囲の様子に8、テンポに1です。

 

さてこれが僕の、演奏の始まりから終わりまでの脳内の状態なんですが、

集中する事に意識が働いているので「何かを考えている」

というような感じではありません。

またもう一つ、大事な事に意識を集中している場合があります。

それは一体なんなのかというと・・・・。

 

曲を覚えているのと覚えていないのではかなり違う

曲を覚えているのと覚えていないのとでは、

演奏時の意識集中レベルもかなり変わっていきます・・・(-_-;)

 

曲を覚えている場合

曲構成が頭にしっかりと入っている場合というのは、

曲の進行と共に頭の中で譜面も同時に自動で進んでいきます。

ですから曲を思い出そうという意識があるわけでもありません。

 

そのため演奏にも余裕が生まれ、他の事にたくさん気を配る事が出来ます。

この場合の意識集中レベルは、周囲6、テンポ2、その他1くらいの割合となります。

 

曲を覚えていない場合

一方、曲を覚えていないという場合は、当然、譜面を見ながらというわけです。

そのため演奏中は、譜面を目で追っていくという事に意識が重点化されて、

他の事への集中力は弱まってしまいます。

意識集中レベルは”譜面を見る事6、周囲3、テンポ1”くらいの割合となりますが、

この譜面への集中度合いは「曲の難易度」「どれだけ曲を聴いたか」とか、

「合わせたか」等によっても大きく変わってきます。

 

曲を覚えていないと、不安度も高まり気持ちも落ち着きません。

ですから曲は覚えておく事にこしたことはありません(^^;)

 

自分の演奏には集中していないの?

あくまで僕の場合においてですが、自分のドラムの事で「次のリズムはこうで~」

「次はフィルインだ~」とか「次のドラムソロはカッコよくしよう」とか、

「失敗しないように」など、自分のドラムの事については全く考えていません。

そういう余計な事を考えてしまうと、必ずといっていいほど失敗するんですよね(^^;)

 

自分の事というよりも例えば、「ベースとキレイに縦を合わせよう」とか、

「歌がかなり感情を込めているから、ドラムもちょっぴりタメようか」とか、

「ギターソロがグイグイ来ているから控えるかあるいは乗るか」など、

相手を重点に置いた考えはいつもしています。

 

ドラムを叩いている時は何を考えている?のまとめ

ちなみにバンド練習の時は、本番ほど意識も高まっているわけではないので、

別の事も考えていたりすることがあります。

例えば「疲れたなぁ~」「何回も同じ曲やって飽きたなぁ」「お腹減ったな~」

「子供はもう寝たかなぁ」「帰ったらビール飲もう♪」とか、

いわゆる演奏には関係ない俗な事を考えている事がありますね(^^;)

 

本番という緊張が無い為に、意識に余裕が生まれるんでしょうけど、

あまりにも余計な事ばかりを考えていると、それはひどい練習となります・・・。

 

個人練習の時は、自分のドラムだけに集中する事ができるので、

むしろ自分のドラムに関してだけ色々と考えます。

「クリックに合っているか」とか、「こういう叩き方だったらどうか?」など。

 

さて今回の「ドラムを叩いている時は何を考えているのか?」という

僕なりの結論としましては、本番中は本番に集中するという強い意識や、

緊張という作用もあって他の事を考えている暇はないという事でした。

また、できるだけ曲は「覚えておく方が良い!」という事です(笑)

 

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