江別市及び札幌近郊のドラム教室 「kamkam Drums&Cajon School」
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ドラムスティックを自由自在に操る「リバウンド」を考察

ドラム練習帳

 

ドラム演奏では、スティックを自由自在に操れる事が理想です。

その上で一番大切ともいえるのがスティックを弾ませること、

つまり「リバウンド」です。

 

ドラムは自分の腕の力だけで全てをコントロールしようとしても、

絶対に上手くいきません。

スティックの重さと打面の弾力を最大限に利用することで、

腕に無駄な力も入らなくなり、無理なく自然な動きで

楽に叩けるようになるのです。

 

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リバウンドを利用する事でのメリット

リバウンドを上手く利用すると、無駄な力がかからずエネルギー消費も少なくなるため、

長時間叩き続ける事ができ、更に高速スティックワークも出来るようになります。

また最小の力で、最大限スティックを操る事ができるようになるので、

ほんの少し必要な力を加えるだけで、楽々とパワーのある音も出せるようになります。

逆にリバウンドが出来る上でのデメリットは一切ありません。

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リバウンドを上手に利用するのは難しい

リバウンドを利用するというのは、実はそんなに単純な事ではありません。

なぜならダイナミクス(スティックの高さ)やテンポ、打面の違いなどによって、

その感覚は大きく異なるほか、リバウンドを受けた時の返しも異なるからです。

 

あらゆる「高さ」「速さ」「打面」で、十分にリバウンド得るためには、

打面を叩くというのではなく、スティックを打面に放り込むような感覚が大事です。

より良いリバウンドを得るためには、いくつかのポイントがあります。

 

リバウンドを最大限得るためのポイント

ドラムスティックを使って、打面からのリバウンドを効率良く得るためのチェック項目です。

 

★スティックの持ち方や握り方によって変化する

スティックの持ち方は基本パターンがあっても、人それぞれに異なり、

また演奏中に持ち方はどんどん変化していきます。

ただ原則として言えることは、どのような持ち方であっても、

ギュッと強く握ってしまうと、スティックを押さえつける事となり、

当然リバウンドを活かす事ができません。

 

スティックを最もリバウンドさせるには、持っているスティックを誰かが引っ張ったら、

抜けてしまうくらい軽く持つのが理想です。

またスティックの持つ位置によってリバウンドが変わので、

スティックのどの位置を持つのが、「一番リバウンドしやすいのか」

という事にも意識しましょう。

 

★腕や手首、指の使い方によって変化する

より良いリバウンドを得るためには、腕の振り方や手首の角度、指の動かし方も大事です。

「どの部分をどのくらい動かすと、よりリバウンドを得られるのか」、

また「負荷のかからない腕や手首、指の使い方」という事にも、

ケガを予防する上で意識しておくことが大事です。

 

★スティックの軌道や打点、打面、支点の関係も重要

スティックが打面にヒットする時、スティックの軌道がキレイな弧を描くような軌道が理想です。

更に弧の軸である支点が、打点と同じ高さにあると弾みやすくなります。

しかし支点が打面よりも高い位置にあると、リバウンドがしづらくなります。

 

物理的な基本として、スティックをどのように打面に当てると、

「一番ムダのない効率の良いリバウンド」を得ることができるのかを

改めて確認してみましょう。

 

 

次回はリバウンドのコツを得るための練習法について

考察していきたいと思います。

 

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