ライドシンバルについてちょっとだけ解説しますと、
ライドシンバルは通常のクラッシュシンバルのような使い方の他に、
ハイハットのようにリズムキープをする役割も持っています。
また中央部のカップを使用する事で、リズムにメリハリをつけることができます。
シンバルは大きさや厚さ形などで音色が変わりますが、
ライドシンバルも同様で主なサイズは18インチ~22インチであり、
標準的サイズは20インチです。
厚いシンバルはロック向き、薄いシンバルはジャズ向きです。
私の持っているライドシンバルは3枚で、全てジルジャンを使用しており、
いずれもサイズは20インチです。
以下、上の写真を基に解説します。
・Kカスタム「ドライ・ライト・ライド20インチ」
左上のちょっと錆びついたようなシンバル。
これはKカスタムの「ドライ・ライト・ライド20インチ」というもので、
厚さは薄めで倍音はあまりなく、
暗めのピング音(スティックで叩いた音)が特徴です。
名前の通り乾いたような音がします。
倍音が少ないためピング音が暗めとはいっても結構、粒立ちは目立ちます。
その為スティックコントロールは難しく感じます。
ちなみにこのサビた感じは長年使っていて
このような状態になったわけではなく買った当初からこういう状態です。
適合ジャンルとしてはジャズ系だと思いますが、僕は演歌などでも使います。
・Kジルジャン「コンスタンチノープル20インチ」
右上のシンバルはKジルジャンの「コンスタンチノープル20インチ」です。
中古で購入したシンバルなので、コンスタンチノーブルの「何か」までは分かりませんが、
形状と音色からするとライトライド辺りかなという所です。
厚さは薄く倍音もかなりあります。倍音がある分、粒立ちもあまり目立たないので、
割とテクニックを誤魔化せるシンバルだと思います。
適合ジャンルはジャズ系です。
・Kカスタム「ミディアムライド20インチ」
真ん中のシンバルは、Kカスタムの「ミディアムライド20インチ」です。
メインで使っているもっとも使用頻度の多いライドシンバルで、
激しいロックの場合にはちょっと不向きですが、ほぼオールジャンルに対応しています。
厚さは上記の2枚に比べると厚いほうですが、Aジルジャンと比べると薄いです。
倍音も程よく豊かで非常に扱いやすいシンバルです。
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