さて本日、朝の新聞を見てびっくりした事があります・・・。
つい先日ブルートレインこと寝台特急「北斗星」が
ラストランを終えたばかりなのに、今度は寝台特急「カシオペア」まで
廃止が実質決まってしまったとの事です・・・・。
なんてこった!!!
北斗星もカシオペアもこのような事になってしまったのは、
来春から運航する「北海道新幹線」の影響です。
北海道新幹線は青函トンネルを含む現状のレールを改良しての使用するため、
ダイヤや電圧などの関係上、従来使用している機関車は
使用出来なくなってしまうんですね。
また特に寝台特急は新幹線が出来れば必要もなくなるという事もあり、
このように次々廃止されることになってしまったようです。
そもそも北海道に新幹線は必要ないと思うんです。
東京から函館まで4時間半。札幌まで伸びても5時間以上はかかります。
これがとても便利だとは思えません。
飛行機なら1時間半ですし、東京⇔千歳間は新幹線の料金よりも安いです。
時間もかかって料金も高いって事に何のメリットがあるのでしょうか。
これは東京⇔札幌までの間で見た場合なので、その道中の東北などの利用には
行きやすくなったりする場合もあるのかもしれませんが・・・。
それでも長い目で見ると新たな赤字路線の誕生のような気がします。
JR北海道ってただでさえ数々の不祥事をはじめ、
線路や電車の不備もお金がなくて整備できない状況です。
それらを補うために、あちこちのローカル線を赤字という名目で廃止したり、
今回の相次ぐ寝台特急の廃止などで費用を賄おうとしています。
そんな状況で新幹線を維持できるんですかね?
まぁ北海道から特別予算が出ていますから、何とでもなるのでしょうけど、
新幹線のための特別予算っていうのもどうかと思いますね~。
始めちゃったもん勝ちな世の中ですから、もうどうしようもありませんが、
後になってしわ寄せがくるのはイヤです。
来年、3歳の息子と旅をしようと思っていたのになぁ・・・(-_-;)
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