人間関係というのは、子供の世界でも大人の世界でも同じように難しいもの。
どんなに仲が良くても、ちょっとしたことがキッカケで、
すぐにこじれてしまう事があります。
人間には様々な性格や考えを持った人がいます。
自分と同じなんてことは、親子であってもあり得ません。
自分と違うからこそ、他人に惹かれるわけですよね。
人間関係の構築って、関係性が出来上がっていない場合は、
お互いに様子を見ながら、少しずつ距離を縮めて関係性を築いていきます。
また関係性がある程度構築されていても、「最低限のマナー」というのは必要不可欠です。
「親しき中にも礼儀あり」なわけです。
でも人間ですから、時に調子に乗って相手を怒らせたり、
自分に余裕がなくて、つい感じの悪い態度をとってしまったり、
暴言を吐いたりなどをしてしまいます。
それは仕方がないんです、だって人間だもの。
大事なのはその後で、失敗したことに「気づける」かどうか。
また気づいたら素直に「謝れる」かどうか。
でも何事にも普段から、「自分は悪くない」というような思考の人は、
自分の失敗に気づけませんし、自分が悪いとも思いません。
自分が悪かったと気づけても、プライドの高い人や年上の人は
自分から謝る事はできません。
また受け取る側にも色々あります。
全く気にしない人もいれば、謝ればすぐに許してくれる人、
謝っているのにいつまでも許してくれず、怒っている人など様々です。
人間は、相手の気持ちを100%知る事は不可能だけれど、
お互いに関係性を修復したいと思っていたら、また歩み寄る事ができます。
でもそれをするには、お互いへの思いやりがあってこそ。
「自分は~私は~」ばかりでは、上手くはいきません。
歳をとれば自然と頑固になっていくし、価値観も固まる。
若い時は調子に乗りやすいし、配慮にも欠ける。
これはしょうがない事。だって人間だもの。
でもいくつになっても、相手を「思いやる」という気持ちだけは
持ち続けていきたいもんだ。
世界の不協和音も、お互いに尊重し合って思いやりを持てれば、
戦争もなくなるのかもしれない。
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