今月はブログの更新がかなり滞り気味な感じ・・・
原因は暑いからだと思います・・・(◎_◎;)
さていきなり話が変わりますが、譜面を作る上での音符の表現でよく迷う事があります。
それがこういう音符です。(ちょっと画像の大きさが合っていませんが・・・)
このような音符たち、「意味は同じ」という人もいます。
しかし厳密には同じなようで違います。
似ているようで意味が違う音符たち
まず①番目の音符ですが、
左も右も16分休符が最初にあり、読み方としては「ンタンタ」なのですが、
左は全て16分音符(休符)で表されているのに対して、
右側は16分音符(休符)と8分音符で表されています。
という事は左側は、16分休符をしっかりと感じ取れる演奏が必要となるのに対して、
右側は16分休符の後に8分音符となっているので、最初の16分休符は同じではあるものの、
その後の8分音符分をしっかりと感じられる演奏をする必要があります。
読み方でいうと「ンタァン・タ」でしょうか(笑)
さて次に②番目です。
この音符の読み方としては「タタン」です。
これも先ほどと同じように紐解いてみます(笑)
まず左側は2つの16分音符と8分休符で構成されており、
2つの16分音符をしっかりと感じ取れる演奏が必要なのに対して、
右側はというと、16分音符と符点8分音符で構成されており、
後ろの符点8分音符分をしっかりと感じられる演奏をする必要があります。
となると、読み方としては「タタァン」となるでしょうか(笑)
ドラム譜では割と一般的に使われる
これらは、ピアノやギターなど音が伸ばせる楽器であれば、
「そんなの当たり前じゃん!何言ってんのお前」となると思いますが、
しかしドラムの譜面では、まさに「同じ意味」として
使われていることが多々あるのです。
ドラムでもシンバル類は音が伸びるので、さほど問題はないのですが、
タムやスネア、バスドラなどは、4分音符や8分音符で表記していても、
実際その音符分の音が伸びているかというと、・・・・・なわけです。
でもドラム譜では、割と一般的に同じ意味として使われています。
ドラム譜はリズムが解る事が一番であること
ドラムを含む倍音が短いパーカッションなどの楽器は、
本来の音符分の長さをしっかりと考えた譜面というよりは、
リズムが前面に解る譜面であることが一番大事な事です。
さらに音符と休符があまりにも入り混じった譜面になると、非常に見ずらい状態となります。
例えば下の音符ですが、あえて右のようにはしませんよね。
おそらく見えづらいからです。でも休符感覚は分かりやすいですよね。
譜面のスッキリ感を出す意味でも、本来同じではないのですが、
同じ意味を持たせて使用しているわけです。
・・・たぶん、そうだと思います(笑)
自分もわりとというか、よく使う方法なのですが、
やっぱり違和感が無いわけでもなく、休符感をしっかりと伝えたい場合など、
休符がしっかりとある方が伝えやすいのは確かなわけです。
きっとこれからも迷いながら、統一できずに譜面を作る気がする・・・。
この辺の話は、またいずれやろうかな・・・。
いや、もういいかな(笑)
というわけで本日は以上です♪
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