バンドにおいてベースとドラムというのは、
かなりの密接な関係だと思うんですが、
自分が思う「この組み合わせは最強!」という人たちが何人かいます。
今回はそのお気に入りな一組を紹介します。
アンソニー・クレイボーン・ジャクソン(Anthony Claiborne Jackson)
ベースはアンソニー・クレイボーン・ジャクソン(Anthony Claiborne Jackson)
通称:アンソニージャクソン。
アンソニージャクソンはニューヨーク出身の「6弦ベース」の使い手で、
30年以上の活動経歴を持ち「ファースト・コール・ミュージシャン」。
リーリトナー、アル・ディ・メオラ、ミッシェル・カミロ、デイヴ・ウェックルなどの
ミュージシャンとの共演や多くのレコーディングへの参加をしている。
最近では上原ひろみ、サイモンフィリップスとのピアノトリオに参加。
オラシオ・エルネグロ・エルナンデス(Horacio El Negro Hernandez)
ドラムはオラシオ・エルネグロ・エルナンデス(Horacio El Negro Hernandez)
通称:オラシオエルナンデス
オラシオ・エルネグロ・エルナンデスは、キューバ出身で、
育った環境が自身の音楽に強く影響を与え
ドラムスタイルにもなっています。
ボンゴ・コンガ・バタドラム・クラーベ、これらラテンパーカッションの
アンサンブルをそのままドラムセットで表現することが、
オラシオエルナンデスのグルーヴの原点になっています。
オラシオエルナンデスとアンソニージャクソンのコンビ
オラシオエルナンデスとアンソニージャクソンのコンビは、
ミッシェルカミロのピアノトリオで始めて知りました。
オラシオエルナンデスとアンソニージャクソンの息がぴったりな具合や、
トリオ3人の独特なラテンのリズムが非常にマッチしていて、
聴いていてとても気持ちが良いです。
個人的にミッシェルカミロ、アンソニージャクソン、オラシオエルナンデスは
「最強のラテンジャズトリオ」だと思っています。
ちなみにミッシェルカミロのピアノトリオは、
アンソニージャクソンとデイヴウェックルの時だったころもあります。
デイヴウェックルとアンソニージャクソンのコンビもとても素晴らしく、
個人的には好きなのですが、ちょっとタイト過ぎる感がありました。
でもアンソニージャクソンとオラシオエルナンデスの場合は、
タイト差がなくなり、ラテン特有の揺れ(ノリ)がとても素晴らしいです。
またアンソニージャクソンもオラシオエルナンデスも、
隙あらばバシバシとアドリブを入れてくるので、
聴いているとちょー楽しいのです(^v^)
という事で、こちらの映像で堪能してください(笑)
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