ドラムをやっていると1番購入する頻度が多いのが
ドラムスティックだと思います。
材質は「木」なので(木じゃないのもあります)消耗度も早のです。
さてそのドラムスティックの「交換時期の目安」って
どのくらいなのでしょうか。
当然、ボロボロになってきたら換えるとは思いますが、
その目安は人によってマチマチですし、
ボロボロになっても折れるまで使うという人もいます。
ドラムスティックの消耗しやすい場所
ドラムスティックの一番消耗しやすい部分は
「ショルダー」といわれる部分です。
ショルダーはハイハットのエッジやスネアのリムショットで
よく当たる部分なので木が削れて、すぐにボロボロになっていきます。
またこの部分はささくれ状になるので、トゲが刺さってしまう事もあります。
その次に「チップ」と言われる部分です。
基本的にはチップでシンバルをガンガンとヒットしなければ、
そうそう割れたりすることはありません。
がしかし、まれにすぐ割れたりしてしまう事もあり(T_T)ます。
特に購入してすぐに割れるともう泣きたくなります(T_T)
グリップ及びグリップエンドは、
普通に使っていれば消耗していく事はありません。
またスティックの中で一番固い部分でもある為、
スティックを逆さで持って演奏をしても、
ショルダーのようにささくれたりすることは滅多にありません。
消耗したドラムスティックを使っていると支障が出る
消耗しているドラムスティックを使っていると、
ドラム演奏に様々な支障がでます。
ショルダーの消耗は木が削れていくので、
スティックの重さが軽くなっていきます。
重さが変われば各モーションや打面へのヒット感などが変わるため、
従来のテクニックが十分に発揮されなくなります。
チップが割れたりしてしまうと、
本来のリバウンドが得られなくなるため、
特にハイハットでの細かい連打、スネアやタムでの連打、
ライドシンバルでのシンバルレガートなどに影響が出ます。
明らかな違いを感じたら使用は控えましょう
スティックは消耗品とはいえ
それほど安いものではありません。
ですから「ちょっと消耗してきた」というだけでは、
換える人は少ないはずです。
でも「スティックの重さが変わってきた」と感じたら、
それはすぐに換えた方が良いと思います。
「練習で使うならいいんじゃない?」という人もいますが、
これもあまりお勧めはしません。
練習でボロボロスティックを使って本番で
新調したスティックを使ったら、
思うように叩けなかったというのはよくあります。
スティックの重さは微々たるものだと思っても、
結構な影響を及ぼすのです。
ですから明らかな違いを感じたら
もう使うのはやめましょう。
ちなみにこの状態はもうダメです(ーー;)
コメント