ドラムをある程度やっている人なら、大概持っているのが「チューニングキー」です。
ドラムのチューニングはもちろん、フットペダルやスタンド類の調整の一部は、
それぞれ「角頭ボルト」というのを使っているのですが、
こんなのです↓
その角頭ボルトの調整に使うのがチューニングキーです。
チューニングキーの種類
チューニングキーは、ドラムを作っている各メーカーなどから出ていますが、
その種類は実に多く、ちょっとしたアクセサリー的なものもあります。
基本的に角頭ボルトの規格は共通で決まっているので、どのチューニングキーを使っても
調整する事ができるはずなのですが、同じ規格であってもメーカーの精度によって
若干の誤差があり使えないこともあります。
またソナーなどのメーカーでは、独自のサイズを使っている事もあります。
僕の経験上、TAMAのチューニングキーでYAMAHAのボルトは
キツくて入らなかったりしたことがあります。確かPearlのチューニングキーは、
わりとどれでも合ったような気もしますが、それも定かではありません・・・。
規格が合わないと困る事もあるのですが、だからといって全種類のチューニングキーを
持つ必要はなく、自分の楽器のメーカーのを持っていれば十分です。
ドラム用のマルチツール
ドラムの機材の調整には、チューニングキー以外にも様々なサイズのネジを
調整する必要があります。そこで出たのが全てに対応するマルチツールです。
これは六角などもついていて、とても機能的で十分にアリだなとは思うのですが、
チューニングって結構シビアなので、チューニングする場合には、
僕は慣れ親しんだチューニングキーの方が使いやすいです。
勝手に換えるのはNG行為
一つ注意点としてチューニングキーを持ったからといって、
スタジオやライブハウスに置いてあるドラムのチューニングを、
勝手に変えたりするのは「NG」です。
なぜなら基本的には、そこのスタッフさんなりドラムテックさんが、
そのドラムに合わせたチューニングをしているからです。
だから例え断りを入れたとしても、あまり良い顔はされませんし、
もし変える場合には、必ず元に戻す必要があります。
よく練習スタジオに置いてあるドラムのチューニングが、
メチャクチャになっている事がありますが、
これは利用者が好き勝手に変えちゃうからです。
次に使う人も非常に困りますし、
みんなで大事に使うものですからやめましょう。
チューニングキーはわざわざ買わなくても大丈夫
チューニングキーは単体でも、ワンコインで買えるくらいの値段で売っていますが、
スネアやフットペダル、ドラムセットなどを買った時に一緒についてきます。
まだ自分で楽器を持っていないという場合は、わざわざチューニングキーだけを
買う必要もないかなと思いますが、オシャレ?アイテムの一つとして持つのもアリですね♪
自分のマイスネアやマイペダルを持ったら必ず必要となるので、
その時には、いつも持ち歩くようにしましょう。
僕は鍵などと一緒につけて持ち歩いています♪
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