雪虫って知ってますか?
北海道や東北地方で、まさにこの時期に出てくる小っちゃな虫で、
お尻に白い綿をつけている事から「雪虫」や「綿虫」って呼ばれています。
雪虫が飛び始めると、あと2週間くらいで雪が降ってくるなんて
昔から言われていますが・・・実際には2週間以上かかります(笑)
ただ冬をお知らせする虫である事は確かです。
そんな雪虫ですが、ここ1ヶ月ほど結構飛んでいて今日は久々に多いです。
そして多い日に自転車に乗ったりすると、それはもう悲惨な事に・・・・・
雪虫はアブラムシの仲間であり「単為生殖」といって
オスの力なしにメスがひとりで子供を生む事が出来ます。
活動時期は秋から冬と思われがちですが、
実は1年を通して活動をしているらしんです(笑)
まず春先に孵化してメスだけが生まれます。
そのメスが成虫となり先ほどの単為生殖をして、
またメスを生みます。
そして秋が深まる頃になるとその幼虫が成虫となり、
それらが地表に出てヤチダモなどの木に飛び立ちます。
この出てきた虫が雪虫となって出てくるわけです。
そしてこの時出てきた雪虫には、
オスもメスもいるので交尾をして卵を産み、
また春先に孵化するというサイクルになっているようで、
この時期だけは先ほどの「単為生殖」ではなくオスと交尾をするんです。
オスはどうやら秋に生まれ冬の初めには死んでしまうようで、
人間の世界同様に虫の世界でもオスというのは、
あまり生きられず早死にします(^^;)
という事で、雪虫についての考察でした♪
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