雪(ゆき)とか雹(ひょう)とか霙(みぞれ)とか霰(あられ)の
違いってわかりますか?
まず「雹(ひょう)」は氷の粒が直径5ミリ以上のもので、
激しい上昇気流を持つ積乱雲内で生成されます。
「霰(あられ)」は氷の粒の直径が5ミリ以下のもので、
「雪あられ」と「氷あられ」に区別され、
雪あられは気温が0度付近の時に発生しやすく、
氷あられは雹(ひょう)と同じ積乱雲内で発生します。
「霙(みぞれ)」は雨と雪が混ざったものが降ってくることです。
地上の気温が0℃以上でかつ上空1500mで、
-6℃以上-3℃未満の時に降ってくることが多く、
雨が雪に変わるときやその逆のときによく見られるそうです。
「雪(ゆき)」は、0度以下の大気の上層で水蒸気が結晶化して地上に降ってきます。
と、調べるとこのようになっておりました。
ちなみに 雹(ひょう)や霰(あられ)は、
別に冬だけに降るものではなく、
夏であろうとガンガン降ってきます。
通常、雲の中には氷の粒が無数にあるのですが、
この氷の粒が落ちてくる時に大気の気温が高ければ
地上に到達する前に溶けてしまい雨に、
大気がゼロ度以下なら溶けずに雪となります。
しかしその雲の中でも発達した雷を伴う積乱雲などでは、
氷の粒が落下し始めても風で吹き上げられ戻ってくるというような
動きが加わって周囲の氷の粒とくっつき始めたり、
落下の時に水滴と結びついたりしてどんどん大きな粒となっていくことがあります。
この落下と上昇を繰り返して、次第に大きくなっていった氷の粒は、
その重みに耐えられなくなって地上に向けて落下してきます。
落下してくる時、夏だと大気の気温も高いのですが、
すでに氷の塊と化しているので完全には融けずに落ちてくるわけです。
この時の地上に到達した時の大きさで、
雹(ひょう)か霰(あられ)と分けられるんです。
ということで、雑学でした~m(__)m
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