本日は自分にも大いに関係している「委託業務」という事に関して
記事を書いてみました~。
委託業務ってなんだ?
委託業務(業務委託と言ったりもする)というのは、本来、会社(個人)で行う
業務の一部もしくは全部を、代わりにやってもらう(仕事を依頼する)という
依頼主と仕事を受ける引受人の関係で、一定の業務を任されてその対価を貰います。
委託業務を受ける側は、基本的に個人事業者となります。
つまり、アルバイトやパート、契約社員、正社員といった
雇い主と働く人との間にある、「雇用関係」という間柄ではありません。
ですから、雇用保険や労災保険といったものも無く、
業務に関わる交通費が出ない所もあります。
委託業務ってあんまりメリットないかも・・・
委託業務って、基本的に仕事を注文する人の指揮命令は受けませんし、
管理監督もされませんが、仕事の内容によっては口も出され命令もされます。
また例えば、何か不測の事態が起きた場合の責任は、
すべて引き受けた個人事業者の自己責任となります。
病気やケガで休んでも、その分の休業補償もありませんし、
仕事をした対価も「給料」ではないので、支払を延ばされたり、
バックレられることもザラにあったり・・・と、正直メリットはありません(-_-;)
まぁアルバイトも似たり寄ったりなところはありますね・・・。
ちなみに何となく意味を勘違いしてしまう「請負業務」っていうのがありますが、
請負は当事者の一方が或仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対して、これに報酬を与えることを約するに因りて、その効力を生す。
(民法632)
どういう事なのかというと、仕事の結果責任を負うというもので、
工事請負や各種注文請書などがこれに該当し、結果に対してとても厳しいわけです。
逆に委託業務の場合は、あまり結果にはうるさくないと言えるかな・・・?
委託業務の代表例はレッスン講師
委託業務の仕事で代表的な仕事というと、音楽のレッスン講師だったり、
英会話の講師だったりします。
ただし専門学校などで教えている場合は、必ずしも委託業務とは限りません。
この場合は、楽器屋さんで行っているレッスンの場合です。
ちなみに僕も、委託業務を引き受けているわけですが、
まぁレッスンの委託業務って、地方によっても異なるのでしょうが、
わりかし報酬は低いです・・・。
委託業務のメリット
先ほどは「委託業務ってメリットないかも」とお伝えしましたが、
僕自身がそれでもやるメリットを感じる部分としては、
- 生徒さんを募集してもらえる
- いくらか自分の宣伝にもなる
- 横のつながりが広がる
- レッスンの方針は自分で決められる
という点が挙げられます(^^;)
正直、レッスンの委託業務だけで食っていくのは無理ですね~。
音楽でも英語でも、何でも自分の得意とするもので、
「レッスン講師の仕事をやりたいなぁ」という場合、
この辺の事もじっくり考えてみてはいかがでしょうか♪
個人的には個人レッスンスタイルがおススメですが、生徒さんを集めるのは、
よほど自分が有名人でないと厳しいです・・・(-_-;)
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