本というのはとても素晴らしいもので、様々な知識を得ることが出来ますよね。
でもただ本を読むだけでは何も得られず、知識を得るためには、
自分で内容をしっかりと理解できる「理解力」が必要となってきます。
この理解力というのは、色々な本を読んでいく中で身に付いていくものですが、
同じようなレベルの本ばかりを読んでいても、そのレベルにとどまったままとなります。
ですから次のレベルに上げようと思ったら、もう少し難しい本を読む必要があります。
自分の持つ理解力を「初級・中級・上級、超上級」の4段階で表したとして、
今の自分は中級くらいのレベルだとします。
もう少しレベルを上げようと、次の階級である上級のものにチャレンジします。
でも上級は今までの時限とは違って、当然難しくて一回では理解できません。
だから何度も読んで、理解力を高めようとするわけですが、
やっぱり難しくて理解できないために、途中で嫌になる事があります。
せっかくレベルを上げようとチャレンジしたのに、難しすぎて嫌になって
諦めてしまうのは非常にもったいのない事です。
ではどうすればよいのかというと、上級の本は一度置いておいて、
さらに上の超上級の本を流し読みでもいいので読んでみましょう。
当然、超上級なので、全く分かるわけもありませんし、
流し読みですら精いっぱいとなる事もあるでしょう。
でもそれでいいんです。
さてその後に、一度置いておいた上級の本を読んでみてください。
「おや?あれ?」と思うはずです。
理解できなかった上級の本が、何となく理解できるようになっているはずです。
少し理解できてきたおかげで、今度は繰り返し読もうという気持ちも復活します。
ここまで来ると、理解力は急激に高まるわけです。
この方法、私も最近やっている本の読み方なのですが、
なぜだか説明はできませんが、効果があるんですよ♪
誰かに教わったわけでもなく、自分でこうやったら、
「レベルが上がるんじゃないか」と思ってやってみたわけです。
そうしたら「あれ不思議!」という(笑)
ただよくよく考えてみると、ドラムの練習や曲を覚える時などで、
同じような事をいつもやっていたことに気づきました。
難しいフレーズなんかを覚えたい時に、
到底読めそうもないクラシックの譜面を見てみたり、
音が非常に混みあった聴き取りにくい曲を聴いてみたりとか(笑)
3つ4つ上のレベルにあえて身を置く事で、
レベルを一気に上げる有効な手段となるわけですね。
本を読むことで、あらためて最近気づいたことでした。
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