チェンジアップとはある一定のテンポの中で、
音符の細かさを色々と変えていく練習の事です。
ドラムだけでなく打楽器の基本的な練習でリズムの安定性が向上し、
音符が変化しても拍の感覚を見失わない感覚が身に付きます。
チェンジアップの練習法
チェンジアップの練習法は、1小節ずつもしくは2小節ずつで音符を変えていきます。
また「加速していくパターン」と「減速していくパターン」があり、
最終的にそれらを合わせた練習をしていきます。
4分音符から32分音符への加速パターン
まずは4分音符からどんどん細かく変化していく加速パターンです。
ゆっくりとしたテンポから始め、徐々にテンポアップしていきます。
32分音符から4分音符への減速パターン
次に32分音符から4分音符への減速していくパターンです。減速していく方が難しいです。
こちらもゆっくりとしたテンポから始め、徐々にテンポアップしていきます。
苦手箇所は重点的に練習する
どちらも途中でつまずく箇所があれば、そこの部分だけ抜粋して何度も練習します。
3連符と16分音符の重なる部分は、特につまずきやすい箇所なので、
スムーズに流れるように繋がるまで重点的に練習をしましょう。
加速と減速を合わせた練習
加速と減速が出来るようになったら、今度は2つのパターンを合わせて練習します。
これもゆっくりのテンポから始め、どんどんテンポアップしていきましょう。
※真ん中のリピートマークを外して行ってください。
練習の応用として音符の順番を入れ替えてみたりすると、
実践に向いた効果的な練習となります。
実際の曲を演奏していると、様々な種類の音符に臨機応変に対処しなければいけません。
このチェンジアップの練習をしておく事で、4分音符の位置を見失わずに、
またリズムも安定するようになります。
コメント