ドラムな音楽な人生~

電子ドラムで生ドラムは上達するのかを考察

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前回、『電子ドラムについての歴史を簡単にまとめました

という事を書きましたが、今回も電子ドラムについて少し書きます。

そして今回が本題となります(笑)

 

電子ドラムについて、ドラマーさんも一般の人も含め、

わりと多くの人が気になる部分があると思います。

それは、『電子ドラムで生ドラムは上達するのか』って事。

今回は、ここに焦点を当てて僕なりにまとめてみました。

 

電子ドラムに挙げられるメリットから考察してみる

まずは電子ドラムのメリットについて、

大きく下の3つに分けて検証してみたいと思います。

  • ドラム以外の音が出せる
  • ドラムよりもコンパクトなので場所を取らない
  • 音量調節が容易、生ドラムのような騒音がない

ドラム以外の音が出せる

ドラムンベースやクラブ系の音楽では、生ドラムの音よりも機械的なドラム音や、

全くドラムではない音でリズムを構築する事が多いので、

そういう音楽の時にはとても重宝するとは思います。

 

がしかし!!

 

そもそもそういう音楽なら、リズムを打ち込めばいいだけな気が・・・。

テンポキープやら、機械的に叩かなきゃいけないわと、

わざわざシンセドラムを使って、人間がやるのは結構大変だったりします(-_-;)

もちろん、そういうドラミングが好きな人には、あっているのでしょうけど。

 

しかしながら、ドラム以外の音が出せるというのは、

用途によっては魅力を感じますし、

あと電子ドラムは宅録する場合は、非常に重宝します♪

 

ドラムよりコンパクトなので場所を取らない

電子ドラムは、生ドラムよりもコンパクトで、「場所を取らない」という

イメージを持つ人も多く、実際、お店で展示されている電子ドラムを見ても、

それほど大きいという感じはしません。

 

がしかし!

 

それは自分の部屋よりも、広い店内で見ているからです。

確かに生ドラムと比べると、一つ一つのパーツも小さいため、

コンパクト感はあるのですが、それでもセットとして組み上げると、

シンセドラムのグレードなどによっても異なりますが、わりと場所を取ります。

6畳サイズの部屋であれば、半分は埋まってしまうでしょう。

ですから購入時には、置く場所のスペースは十分に検討しておく必要があります。

 

音量調節が容易、生ドラムのような騒音がない

電子ドラムに興味を持っている多くの方が一番気になっている部分が、

生ドラムと比較した場合の音量だと思います。

電子ドラムは電気で動かす楽器である為、当然ボリューム調整ができます。

アンプに繋いだり、ヘッドホンで聴きながらといったことが出来ます。

ですから「夜でも気にしないで出来る!」というのは大きな間違いです!!

 

確かに生ドラムに比べると、ボリューム調整ができる分、

はるかに音量は静かではありますが、叩いている実音は結構します。

この辺はグレードの高いメッシュ素材だと、いくらか解消されてはいますが、

ゴムパッドの場合は顕著に現れます。

 

そして足で操作するバスドラやハイハットは、床を伝って振動していきます。

家の造りにもよりますが、マンションやアパートでやる場合、

気をつけた方がいいですよ・・・。

たとえ一階に住んでいたとしても、床からの振動は上に上がります。

対策として床に敷く消音マットがあるのですが、ハッキリ言って効果は薄いです。

 

電子ドラムで生ドラムは上達するの?

電子ドラムを欲しいと思っている方は、用途に様々な考えがあるとますが、

多くの場合で「家では生ドラムが叩けない」「毎日スタジオには行けない」

という理由から「家で練習できる楽器」と考えていると思います。

そしていつでも気兼ねなく、家で練習できる電子ドラムがあれば、

生ドラムも上手くなると思いっていると思います。

 

で実際に、「電子ドラムで生ドラムは上達するのか」という事なのですが、

結論から言うと、「全くの初心者にはおススメはできない」ということ、

また「ドラム経験者でも微妙」という風に経験した僕は個人的に思っています。

 

全くの初心者にはおススメできない個人的な理由

そもそも電子ドラムと生ドラムでは、叩いた時の

スティックを通して伝わってくる感触が全く異なります。

感触が違うという事はつまり、跳ね返り(リバウンド)が違うという事です。

感触が変われば、当然コントロールの方法も、筋肉の動きなども変わっていきます。

 

電子ドラムというのは非常に跳ね返りもよく、軽く叩くだけでも音が出るので、

本来、ドラムに必要な筋肉すら必要はなく、楽に音が出せます。

生ドラムの経験がある人は、その違いに対応する事が出来ますが、

全くドラムを触った事も無いという人が、電子ドラムから入ると、

その後に生ドラムを叩くのが、非常に難しく感じると思います。

ですから、全くの初心者さんにはおススメしません。

 

ドラム経験者でも微妙だと思う理由

ドラム経験者が、もっと上手くなる為に、家でも練習するために、

電子ドラムを活用したいという点で言いますと、「ある程度上手くはなる

とは思いますが、あくまでも「全く何もやらないよりは」という事です。

 

経験から言うと電子ドラムって、本当に上手になったような感覚に陥ります(^^;)

僕が当時使っていた、20年近く前の電子ドラムでさえ、そう感じるんですから、

現在の電子ドラムなんてめっちゃヤバいですね(笑)

でもこの甘い感覚が大きな障害となる事もあります。

 

例えば、どれだけ電子ドラムで色々と出来るようになっても、

いざ生ドラムで同じことを出来るかというと、そうとは限りません。

よほどのドラム熟練者であれば、なんの問題もないと思いますが・・・。

少なくとも僕自身、「電子ドラムではできるのに~」といった、

生ドラムと電子ドラムとのギャップに悩んでいた事があります(-_-;)

 

電子ドラムで生ドラムは上達するのか まとめ

結論として電子ドラムは、生ドラムもやっている人が遊び感覚や、

「軽いリズムトレーニング程度」という風に使う分には良いと思います♪

 

電子ドラムがどれだけ上手く叩けても、生ドラムが下手では、

ドラマーとしては何の意味もないので、生ドラムが上手くなりたいのなら、

やはり生ドラムにたくさん触れ、叩いていくのが一番です。

 

ちなみに「電子ドラマーのプロ」という道を歩むのなら、

最初から電子ドラムでも構いませんよ♪

 

そもそも電子ドラムと生ドラムっていうのは、「似て非なるもの」であり、

「全くの別楽器」として認識しておくのが良いのかもしれません。

ですから比較すること自体が、間違っているのかもしれませんね~。

 

電子ドラム・生ドラム共に、どちらも素晴らしい楽器であるので、

これからも仲良く共存していってもらいたいもんです(*´▽`*)

というわけで長々とでしたが、電子ドラムシリーズを終了したいと思います~

 

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