江別市及び札幌近郊のドラム教室 「kamkam Drums&Cajon School」
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脱力系ドラマーのすゝめ その1

ドラムな音楽な人生~

 

さて度々書いている気もしますが、本日は「脱力」についてです。

ドラムミングに脱力を取り入れると、良い事がいっぱいなのです。

しかし「わかっちゃいるけど上手くいかん」というのが多い現実。

ですので私なりの脱力方法をお伝えしたいと思います。

 

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ドラムと脱力の関係

まず一般的に「脱力」というと、「体から力が抜けてぐったりする」

「意欲や気力が衰えること」などの意味を持ちます。

 

しかしドラムでいうところの脱力とは、

「スティックをコントロールする必要最低限の筋力だけを使って、

それ以外の余計な力は抜く」という意味です。

ですから、「気力」と「意欲」は抜かないでください。

 

余計な力が入る事での悪影響

体に余計な力が入っていると筋肉が硬直状態となるので、動作に様々な弊害をもたらします。

極端な話ですが体に力を入れながら走ると、動きがぎこちなくなり上手く走れないです。

逆に力の抜けた自然な状態の方が上手に走れます。

これはドラミングにおいても同じなのです。

 

ドラムにおいても力が入っている状態は、動作に制限をかけてしまうので、

速度アップができなくなり、ドラムの特徴であるリバウンドも活かせなくなるので、

本来の太鼓の「鳴り」を十分に出す事ができず、詰まった音色となり大きな音も出せません。

またすぐに疲れやすくなったり、ケガをしやすくなります。

 

脱力した状態のドラミング

ムダな力もなく適度に脱力した状態でのドラミングというのは、

動作に制限がかからなくなるので動きも自然になり、

ドラムやスティック本来の性能を十分に引き出す事ができるので、

大きな音を容易に出す事ができ、音色も豊かに表現する事が可能です。

動作に制限がかからないという事は、速いリズムも楽々と演奏する事ができます。

 

「大きな音を出すにはパワーが必要だ」と思いがちですが、

少なくともドラムに関しては、大きな音を出すのにパワーはいらないのです。

 

余計な力が入ってしまう原因は「緊張」

ドラムを叩く時に、余計な力が入ってしまう最大の原因は「緊張」です。

緊張でも適度な緊張状態なら良いのですが、過度な緊張状態となると厄介です。

過度な緊張状態は、気の張り過ぎで余裕がなくなり、

体に力も入るため疲労するスピードも早まります。

 

緊張は誰でもしますしその理由も様々ですが、普段から緊張をしてしまう人は、

メンタルトレーニングで改善していくので、興味のある方はグーグルさんなどで、

自分に合った方法を探してみてはいかがでしょうか。

 

ヤバい時にリラックスを手に入れる対処法

私が普段、緊張した時や、メンタルがちょっと乱れた時、

ちょっとヤバイ?と思った時などに行っている極々一般的な対処法として

「力む」「深呼吸」「瞑想」「ツボ押し」といったのがあります。

 

力む

「力む(りきむ)」は、「なんか今、ムダな力が入ってんな~」とかという時に、

そのムダな力を抜くために、あえて思いっ切り体に力を入れる事で、

脱力を手にする事ができます。

 

胸の前で合掌した状態で息を止めて10秒間、両手を押し合うような感じで力を入れます。

それを10秒後に開放すると、あれよあれよと力が抜けてきます。

これは結構即効性がありますよ♪

 

深呼吸

深呼吸はよくある一般的な方法ですが、これも効果があると思います。

でもただ「深く吸って吐く」だけでは全く効果が無くて、

「呼吸をしているということに意識を向ける」「ゆっくりと行う」

「吸うのは鼻から」というのが重要ポイントです。(吐くのはどちらでも構いません)

上手くできるようになると、緊張も緩和して落ち着きますし、

リラックスした状態を作り出すことができます。

 

瞑想

瞑想はヤバい瞬間に、すぐデキる方法ではありませんが、

普段から生活に取り入れていると、きっと何か良い気がします。

だって世界的に有名な人達もやっているみたいですから(笑)

 

私も毎日はやっていませんが、やる時には10~15分ほど深呼吸と一緒にやっています。

たまにそのまま寝る事もありますが(笑)、終えるとスッキリしてリラックスもします。

 

ツボ押し

「ツボ押し」はぶっちゃけ、効果の実感はないのですが、

これも「やらないよりはやった方がいいかも」テキな感じで

たまにやってます(笑)

 

私が押すツボは不安や緊張、ストレス緩和など、

万能ツボとも言われている「合谷(ごうこく)」です。

場所は手の甲側の親指と人差し指の間の付け根の部分にあります。

ここを「まぁとりあえず押しとくか」くらいの気持ちで、グリグリと押してます。

 

リラックスした状態が一番いい

ドラムを演奏する時には、常にリラックスした状態でいる事が

良い演奏につながる第一歩です。

 

脱力とは、基本「リラックスした状態」であるので、

緊張した状態で脱力を求めても不可能なのです。

ですから今回は緊張状態をその場で緩和する、対処法的な事をお伝えしましたが、

普段から緊張しいな人は、メンタルトレーニングなどを

取り入れてみるのも良いのではないかと思います。

 

次回は「技術的な力の抜き方」についてお伝えしようと思います。

 

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