さて本日朝の新聞を見てびっくりした事があります・・・。
つい先日、ブルートレインこと寝台特急「北斗星」が
ラストランを終えたばかりなのに、今度は寝台特急「カシオペア」まで
廃止が実質決まってしまったとの事です・・・・。
詳細 ⇒ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0174945-s.html
なんてこった!!!
北斗星もカシオペアもこのような事になってしまったのは、
来春から運航する「北海道新幹線」の影響です。
北海道新幹線は青函トンネルを含む現状のレールを改良しての使用するため、
ダイヤや電圧などの関係上、従来使用している機関車は
使用出来なくなってしまうんですね。
また特に寝台特急は新幹線が出来れば、必要もなくなるという事もあり、
このように次々廃止されることになってしまったようです。
そもそも北海道に新幹線は必要ないと思うんです。
東京から函館まで4時間半。札幌まで伸びても5時間以上はかかります。
これがとても便利だとは思えません。
飛行機なら1時間半ですし、東京⇔千歳間は新幹線の料金よりも安いです。
時間もかかって料金も高いって事に、何のメリットがあるのでしょうか。
これは東京⇔札幌までの間で見た場合なので、その道中の東北などの
利用には行きやすくなったりする場合もあるのかもしれませんが・・・。
それでも長い目で見ると、新たな赤字路線の誕生のような気がします。
JR北海道って、ただでさえ数々の不祥事をはじめ、線路や電車の不備も、
お金がなくて整備できない状況です。
それらを補うために、あちこちのローカル線を赤字という名目で廃止したり、
今回の相次ぐ寝台特急の廃止などで、費用を賄おうとしています。
そんな状況で新幹線を維持できるんですかね?
まぁ北海道から特別予算が出ていますから、何とでもなるのでしょうけど、
新幹線のための特別予算っていうのも、どうかと思いますね~。
始めちゃったもん勝ちな世の中ですから、もうどうしようもありませんが、
後になってしわ寄せがくるのはイヤです。
来年、3歳の息子と旅をしようと思っていたのになぁ・・・(-_-;)
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