日々の生活の中で 色々と気づく事はありますか?
この気づくという事は、自分を成長させることにおいてとても大事な部分です。
気づく力には4つの能力がある
「気づく力」には主に4つの能力があり、それぞれの能力がバランスよく保たれ
また一つ一つが向上する事で「気づく力」全体を高めていきます。
「気づく力」が高いと、仕事面・生活面など様々な事柄において、
自身に大きなメリットを得られるようになります。
●自己認識能力の向上
自己認識能力とは自分の立場や自分の強み・弱み、自分の感情、自分が本当に求めているもの、
また自分は今何をすべきかなど、自分に関する事をしっかりと認識しているかの事です。
「気づく力」の第一歩が自己認識能力の向上です。
●他者認識能力の向上
他者認識能力とは相手の感情への共感、弱者への配慮、 他者の痛みへなど、
他人への様々な感情を理解する能力です。この他者認識能力は相手への「気づき」であり、
相手への配慮などができるようになります。
●状況認識能力の向上
状況認識能力とは、目の前にある状況がどういう状況なのか、
またその場にいなくても話だけで離れた場所や、
当時の状況を正しく瞬時に理解する事が出来る能力です。
状況認識能力が身に付くと物事の背景や関係、全体像などを把握できるようになり、
的確なアドバイスなどが出来るようになります。
●問題解決能力の向上
問題解決能力の向上とは問題点はどこか、何が原因になっているのか、
制約になっているものは何か、どうすれば上手くいくのかなど、
原因に対しての答えが解るようになる能力です。
この問題解決能力が身に付くと、様々な問題に対して
的確な答えを導き出す事が出来るようになります。
「気づく力」を身に付けるためには・・・?
人というのは現状に慣れたり安住してしまうと、
見えているはずのものも見えなくなってしまいます。
ですので今の自分、または周りをもっとよくするためには、
どうすればいいかを考え続ける事が大事です。
また色々な事に興味を持つことが、気づくことの第一歩でもあります。
自分から色々な事に興味を持たないと、自身の知識や経験値は増えません。
色々な体験を通して知識や経験値を高めていくと、気づきもどんどん高まります。
その為には「自分には関係ない」「もう分かっている」と思わないことが、
興味を持ち続けるコツとなります。
また人間には「視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚」と5つの感覚がありますが、
この5感というのは、日々の生活で意識せず使われていますが、
実は「何となく」ではどんどん感覚は鈍っていきます。
普段から5感全てを使っているという強い意識を持つことが、
「気づく」という感覚を研ぎ澄ませていく上で重要です。
気づく力を自分でダメにしてしまう場合
人は様々な経験を積んでいくと、同じようなシチュエーションの場合、
「これは以前、こうだったから今回もこうだ」という
経験からくる決めつけをする場合がしばしばあります。
しかし「前はこうだから今回も同じ」という思い込みはしないようにしましょう。
この思い込みや決めつけは「気づく力」を衰えさせていきます。
例え以前と同じであっても、「どこか違うのではないか」という視点を持つことが大事です。
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