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ラテン音楽についてちょっと考察

ドラム付録

 

一言に「ラテン音楽」ってなんでしょう?

ここではラテン音楽のもっとも簡単に考察したいと思います。

 

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ラテン音楽の発祥

ラテン音楽とは中南米が発祥の音楽なのですが、

様々な地域(先住民族、ヨーロッパ圏、スペイン、アフリカ)の音楽やリズム、

文化などが複雑に入り混じっており、総称してラテン音楽といいます。

その背景には歴史上において中南米が、植民地だった事が大きく関わっていますが、

難しすぎて複雑すぎてここでは割愛させて頂きます。

 

ラテン音楽の系統

一言にラテン音楽といっても、色々な文化や音楽が入り混じっているため、

たくさんの系統があります。

 

一般的に広く知られている代表的なものといえば、ブラジル音楽であり、

「サンバ」や「ボサノヴァ」「ショーロ」といったものがあります。

 

社交ダンスなどでのラテンといえば、キューバ音楽の「ルンバ」「ソン」「マンボ」

「サルサ」「チャチャチャ」「カリプソ」「メレンゲ」「バチャータ」などがあり、

その他には「ランバダ」とか「タンゴ」「ボレロ」なんかも、

ラテン音楽のジャンルに分けられており、細かくみるとまだまだたくさんあります。

 

ちなみブラジル音楽は、そもそもラテンではないという意見もあるそうです。

私は別にラテンでいいじゃんとも思うわけですが。

 

ラテン音楽とドラム

元々ラテン音楽ではドラムは無く、パーカッションがメインでした。

しかしキューバを中心に、中米のリズムを基調としたラテンジャズが生まれると、

ドラムでもラテンのリズムパターンをやるようになりました。

 

これをアフロキューバンリズムと言ったりしますが、

「ラテンジャズ」と「アフロキューバンジャズ」は、

よく同義にみられますが、実は似て非なるもののようです。

 

ジャズドラムにラテンのリズムを応用した人はたくさんいますが、

中でもアートブレイキーやエルビンジョーンズの功績はかなり大きいです。

 

 

スティーブガッドもラテンのリズムを取り入れたドラマーの一人ですが、

アフロキューバンリズムというよりは、ブラジル系音楽に近い気がします。

スティーブガッドのドラムソロでは、モザンビークというリズムや、

サンバ系のリズムパターンを合わせたりしてよく使っています。

 

 

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