ブラシ奏法とは、主にジャズで行う奏法で、
ブラシというものを使って演奏します。
このブラシを使って、スネアの打面上を「シャ~コ、シャ~コ」とやります。
もちろんジャズ以外でも、アコースティック系やバラード、ボサノバなど、
多岐に渡って何かと便利に使えます。
バリバリロックオンリーの人にはまったく必要のないものです。
しかし色々とやりたいという人にはブラシは便利なので本当に重宝します。
ブラシの練習法
ブラシの練習法の基本は、スティックの時と同じです。
ブラシでひたすらルーディメンツをやりましょう。
ただスティックと違ってブラシは重心も取りずらく、
叩いてもスティックのように跳ねないので、
ブラシでルーディメンツをやると、手首や指先の強化になります。
もう一つジャズでよく耳にする「シャーコシャーコ」という音は、
スネアの上をブラシで掃除(笑)するのですが、
これを「スイープ」と言ったりします。
これも基本的な動きがあって教本でも
ブラシの動きを書いたものがありますが、
正直、結構分かりづらいですし、
音と動きのイメージやがつきづらいです。
ですので実際にブラシをやっている人の動きを見ながら、
一緒に手を動かすのが一番早く覚えられます。
ブラシ奏法は基本形があっても、
人によって結構面白い動きをしている人もいるので、
気になった人のマネをするのも早く覚えるコツです。
ちなみに私は「ジェフハミルトン」のブラシ奏法がとっても好きです。
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