脱力系ドラマーのすゝめ その3

ドラムな音楽な人生~

さて今回は「脱力系ドラマーのすゝめ その3」です。

より良いドラミングをするには、「余計な力のない脱力した状態がいい」と、

お伝えてしてきておりますが、打楽器における脱力とは単に「タコ」のように

フニャフニャとなれば良いのではなく、「力を抜く技術」が必要となっていきます。

 

前回は、バスドラムでの余計な力を抜いた奏法について焦点を当ててみました。

しかし踵をつけない「ヒールアップ奏法」のみだったので、

本来なら踵をつけた「ヒールダウン奏法」についても考察するべきなのですが、

いかんせん、私自身ヒールダウン奏法を得意としていない(ほぼやらない)ので、

考察のしようがないという・・・(-_-;)

 

ですので、ヒールダウン奏法での余計な力を抜く技術に関しては、

私自身が上達してから改めて書いてみたいと思います・・・。

という事で今回は、余計な力を抜く技術「スティック編」です。

 

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ゆる~く、ゆる~く

まずは全身をブラブラ~として指先の力も抜き、リラックスした状態を作ります。

そしてこの状態をキープしたまま、振っただけでも落ちそうなくらいの状態のまま、

軽くスティックを持って打面にヒットしてみましょう。

(取りあえず練習パッドでやるのがいいかもです)

 

すると当然ですが、スティックをコントロールできないので、

打面の中央に上手く当たらないし、すぐに落ちてしまいます。

またこの状態では、打面からのリバウンドも得られません。

 

脱力はしていますが、全くコントロールは出来ませんね。

ですがこの状態のまま、基礎トレーニングを行っていきましょう。

初めはとてもやりづらいのですが、次第に手が勝手に?落ちないくらいの力で

スティックをコントロールするようになります。

またコントロールできるようになると、リバウンドも得られるようになります。

 

この練習をドラムセットでも同様に行います。

ハイハットやライドシンバルはタムやスネアの打面とは違う感触なので、

ちょっと難しいかもしれません。

 

単純ですがこの練習を繰り返し行うだけで、

脱力した状態のスティックコントロールが身に付いていきます。

ポイントは最初から適度な力の入った状態からスタートするのではなく、

力のない状態からスタートするのが大事なのです。

スティックの持ち方を変えてみる

通常ドラムスティックは、親指と人差し指で持ちの頃の指で支えるのが一般的ですよね。

親指と人差し指というのは、日常で最もよく使う組み合わせであり、一番力が入りやすく、

また自然に力が入りやすいので、コントロールはしやすいのですが、

逆に力を抜いてスティックを持つのが難しいのです。

 

そこで親指と中指でスティックを持つという方法があります。

実際に比べてみると分かると思いますが、親指と人差し指でゆるく持つよりも、

はるかにスティックの安定度が増すと思います。

また人差し指が解放されることで、指全体に余計な力が入らない状態となります。

 

この持ち方で上のやり方と同じことを実践していくと、

親指と人差し指の持ち方の時よりもやりやすく、

余計な力の入らない状態で叩けるようになっていきます。

またボールを投げるような感じで、スティックを振り下ろすと

大きなリバウンド効果も得られます。

 

慣れるまでは違和感と不安定な感じがありますが、

指先の余計な緊張感がなくなるのでとてもリラックスできますし、

腱鞘炎などケガの予防や改善にもつながります。

 

ちなみにこの持ち方は「モーラー奏法」というテクニックでの持ち方となります。

ただ私自身、まだモーラー奏法を正しくマスターしていないので、

モーラー奏法についての説明は控えますが・・・。

 

でも両方の持ち方を比べてみると、明らかに違いが分かると思うので、

通常の持ち方でお悩みの方はチャレンジしてみてください。

脱力系ドラマーのすゝめ

さて3回にわたり「脱力ドラマーのすゝめ」を書いてきましたが、

<過去記事>

脱力系ドラマーのすゝめ その1

脱力系ドラマーのすゝめ その2

何事もガチガチに力の入った状態では、良いパフォーマンスは出来ませんし、

自分にとっても周囲にとっても悪影響しか及ぼしません。

 

やはり体も心も、適度にゆるい状態が大事です。

ですから普段から「力の入らない状態」を作っておくと、

いざという時にも良い対応が出来るようになります。

 

心も体も一心同体と言われますが、もしどちらかに不具合が起きても、

どちらかが機能していれば調和を取り戻すことができます。

ですからそのためにも、心のトレーニングも身体のトレーニングも

どちらもやっておいて損はないと思うのです。

 

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