ドラムの演奏奏法の一つに「サンバキック」というのがあります。
別に産婆さんのキックではありません。
バスドラ(右足)でドッドドッドド~と踏み続けていき、
拍の裏である「ッ」の部分にハイハット(左足)を踏みます。
両足を合わせてやると「ドッチドドッチドドッチド~」という感じになります。
後は足でひたすらこれをやりながら、
上(手)はテキトー(テキトーではない)に合わせていくと、
あれよこれよとサンバのリズムが完成するわけです。
ドラムではこのように、足は一定のリズムで演奏するパターンがあり、
アドリブやソロなんかをやる時にもこのような足パターンは有効的な方法です。
練習方法としては、当然ですがまずはゆっくりからはじめます。
この時、まずはバスドラだけからやってみましょう。
バスドラは普段よく使っているので、わりかし容易にできるはずです。
ゆっくりな時の足首の動きの確認をしながら、
徐々にスピードを上げた時にスライド奏法に切り替わるタイミングも、
しっかりと意識していきましょう。
その後慣れてきたら左足のハイハットも加えていきます。
左足を加える事で、慣れない初めのうちは上半身が不安定状態となります。
状態をくずさないよう安定させながら、
拍裏にしっかりとハイハットが踏めるようにしていきます。
サンバキックはサンバをやらないにしても、わりと便利なフレーズなので、
サンバキックをマスターしておくのはおススメです。
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