ツーバスの練習法は、これまで「ツーバス(ツインペダル)の基礎練習1」
「ツーバスでスピードとパワーの両方を出すテクニック」などで、お伝えしてきました。
今回は、両足のオルタネート奏法が慣れてきた上で行う練習法をご紹介します。
足でオルタネートをやりながら手のリズムを加えていく練習
足はオルタネートでの動きをやりながら、手のリズムを加えた練習を行います。
まずは最も簡単な「足も手も同じリズムパターン」からスタートし、
「足と手が違うリズムパターン」、「足順や手順を変えるパターン」など、
段階によって難易度が上げていきます。これらが出来るようになると手足の自由度は増して、
様々な対応・応用力が身に付きます。
それぞれに「basic」パターンと応用も兼ねた「advance」パターンというのを設けています。
まずは様々なテンポでの「basic」パターンを安定してできるようになることを目標にし、
出来るようになったら「advance」パターンにも挑戦してみてください。
手足のチェンジアップ練習
<basic> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~150
①手・足ともに「RLRL~」 ②手・足共に「LRLR~」
③手 /「RLRL~」 足 /「LRLR~」 ④手 /「LRLR~」 足 /「RLRL~」
<advance> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~150
① 足 /「RLRL~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
② 足 /「LRLR~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
③ 足 /「RLRL~」 手 /「パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
④ 足 /「LRLR~」 手 /「パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
「足-8分音符」、「手-4分音符-8分音符-16分音符」
<basic> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~200
① 足 /「RLRL~」 手 /「 RLRL~」「LRLR~」
② 足 /「LRLR~」 手 /「RLRL~」「LRLR~」
<advance> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~200
① 足 /「RLRL~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
② 足 /「LRLR~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
③ 足 /「RLRL~」 手 /「パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
④ 足 /「LRLR~」 手 / パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
「足-3連符」「手-4分音符-3連符-6連符」
<basic> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~150
① 足 /「RLRLRL~」 手 /「RLRL~」「LRLR~」
② 足 /「LRLRLR~」 手 /「RLRL~」「LRLR~」
<advance> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~150
① 足 /「RLRLRL~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
② 足 /「LRLRLR~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
③ 足 /「RLRLRL~」 手 /「パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
④ 足 /「LRLRLR~」 手 /「パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
「足-16分音符」、「手-4分音符-8分音符-16分音符」
<basic> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~200
① 足 /「RLRL~」 手 /「RLRL~」「LRLR~」
② 足 /「LRLR~」 手 /「RLRL~」「LRLR~」
<advance> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~200
① 足 /「RLRL~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート・Lスタート)」
② 足 /「LRLR~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
③ 足 /「RLRL~」 手 /「パラディドル(Rスタート・Lスタート)」
④ 足 /「LRLR~」 手 /「パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
「足-4分音符-8分音符-16分音符」、「手-3連符-6連符」
<basic> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~150
① 足 /「RLRL~」 手 /「RLRLRL~」「LRLRLR~」
② 足 /「LRLR~」 手 /「RLRLRL~」「LRLRLR~」
<advance> ★練習の目安となるテンポ ♩=80~150
① 足 /「RLRL~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
② 足 /「LRLR~」 手 /「ダブルストローク(Rスタート、Lスタート)」
③ 足 /「RLRL~」 手 /「パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
④ 足 /「LRLR~」 手 /「パラディドル(Rスタート、Lスタート)」
手順を変えていくと4ウェイの強化につながる
今回は足のオルタネートを基本に、手を加えた練習をご紹介しました。
足はオルタネートのままなので、一見簡単そうに見えますが、
手順を変えていく事によって難易度が上がります。
ハードロック系はシングルストロークばかりなイメージですが、
シングルストロークだけでなく、ダブルやパラディドルといった手順も使われます。
ツーバスをやりながらダブルやパラディドルをやる事によって、4ウェイの強化にもつながり、
様々なリズムにも対応できるようになっていくので、ぜひチャレンジしてみてください♪
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